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●購入の経緯 | ||
スタイル、特に内装がとてもよさそうに思えたので、日産に見に行った。 デザイナーの主張が強く感じられ、思ったよりはるかにいい感じだった。内装デザインは素晴らしく、運転席に座った途端、買うことに決めた。 ただ、まだPreludeに2年しか乗っていなかったので、もう2年くらい先にしようと思っていた。 試乗を勧められ、乗ってみて、エンジン回転にまったく影響されないハンドリングが気持ちよく、2年待つ気を捨てた。 |
04.12.18 | |
選んだのは、ターボの黒。もちろんマニュアル。オートマは全く考えなかった。 本当はウィンドウ・ディスプレィを選んだのだが、ディーラーの手違いで通常メーターのものが来てしまった。交換してもらってもよかったのだが、早く乗りたかったのと、針式のメーターのほうが見やすいという気持ちがずっとあったので、それで納車してもらった。 来た時は、ものすごく派手で、恥ずかしかった。黒は地味だと思っていたのだが、とんでもなかった。 |
04.12.18 | |
プレリュードについていたオートクルーズがえらく重宝したので、シルビアでもつけるつもりだったが、設定がなかった。後でいろいろ調べると、オートクルーズ自体の設定がある車が、実はほとんどないということを知り、驚いた。 GTには必須のアイテムだと思うのだが、そのようには考えられていなかったらしい。日本人にとって、車がどういう位置づけのものであるか、いろいろと考えさせられた。 |
04.12.18 | |
★ちょっと考えたこと | ||
この頃の日産は、スカイライン、フェアレディ、セレナ、PAOなど、どれもとてもいい出来である。スカイラインは未だに史上最高と言われているし、フェアレディも、キープコンセプトではまったくないのに、どこから見てもフェアレディとしかいいようのないデザインで、おそらく最終進化系と言っても過言ではないだろう。新型のフェアレディは、プアマンズ・ポルシェのコンセプトに戻ってしまったようで、ちょっと食指をそそられない。ちらりと見た新型シルビアはなかなかよさそうだったのだが、もう出ることはないのだろうか。 |
04.12.18 | |
インプレッション | ||
本当に、手に入れてよかったと心から感じている。同居人も、これまで乗ったすべての車の中で、一番いいと言っている。ちなみに、同居人の2番目は、学生時代にデートで乗った、チェリーX1ラリー仕様だそうだ。その時の運転者は、私ではない。 |
04.12.18 | |
エルゴノミクス・シートと名打たれた、デザイン重視に見える絶妙の形状のシートは、けっこう否定意見も多いようだが、私には身体にぴったりと合っており、500キロ走るのに、トイレ休憩1回で腰が痛くなることもなかった。その前のプレリュードはかなり疲れたので、これはよい意味で意外だった。 マイナーチェンジでヘッドレスト別体になったが、見事に親父くさくなってしまった。ヘッドレストを気にするような人間は、どうせシートを変えてしまうから、デザイナーのこころざしを貫いた方がいいと思ったのだが。市場の要求にすぐに応じて、改悪してしまうのは日産の悪いくせである。 |
04.12.18 | |
これに乗っている頃は仕事が忙しく、夜遅くぐったりとなって帰ることも多かったが、シルビアのシートに座ると最適な包まれ感で、家までの20キロがヒーリングタイムになった。 20キロの通勤距離はちょうどいいドライブ感覚でこなせ、遠回りして帰ることもしばしばあった。 |
04.12.18 | |
車に乗る人間が、運転感覚はFRが一番いいとよく言うが、それほど違うものではないだろうと思っていた。実際にFRに乗って、どれほど違うかがよくわかった。 後輪が滑り始めてもコントロールしやすく、ドリフトが派手なアクションではなく、細心の注意を払えば、かなりの姿勢制御が出来るということもわかった。 今はどんどんFFの車が増えているが、いくら進化しても、FRに比べるとやはり違和感がある。試乗すると、運転感覚が悪いのだ。新しい車に乗りたいけれど、欲しいものがないという状態が、随分長く続いている。寂しいことである。 |
04.12.18 | |
燃費 | ||
資料を片付けてしまったので、はっきりしないが、いつも6〜7km/lくらいだったような。 高速道路では8〜9kmくらいはいった。最高で11か12くらいまでいったこともある。 |
04.12.18 | |
ドレスアップ | ||
買う気になったのは、新色の黒が出たから。黒い車体に金のメッシュホィールで、イギリス風を目指したら、嵌り過ぎて外装はいじる気がなくなった。 ダンパーをNISMOの固定式に変えたくらいで、他はほとんどいじっていない。それで十分に面白かったのだ。 |
04.12.18 | |
ステアリングは、後から出た本皮仕様のステアリングを取り寄せて付けた。市販品もあったが、内装全体のバランスを壊したくなかったのだ。純正ステアリングのスタイルがとても気に入ってせいもある。少し太くなってしまったが、かろうじて許容範囲には納まった。 |
04.12.18 | |
シフトノブも、ステアリングと一緒に純正の本皮仕様に替えたが、さらにnavanの穴あきタイプに替えた。 これはデザインを気に入って買ったのだが、現物を見たら革以外の部分の質感がまんまプラスティックだったので、けっこうがっかりした。もう少し高くてもいいから、せめてアルミにして欲しかった。まあ、デザインは面白かったから、そのままずっとつけていたが。 |
04.12.18 | |
ハプニング | ||
〜 晴れた冬の日の恐怖 〜 |
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よく晴れた冬の朝、スキー場に向かって車を走らせている時にそれは起こった。路面は乾いており、快調にコーナーをクリアしていたので、まったく油断していたのだ。中がカーブになったトンネルを出たところで、圧雪が凍結しており、完全にコントロールを失った。まったくどうしようもない状態で道路の外に飛び出した。対向車が来ていなかったのが不幸中の幸いだった。 レッカー車で吊り出され、何とか自走可能な状態であることがわかり、ほっとした。話を聞くと、そこはけっこう車が飛び出す場所らしい。一週間前にも飛び出しがあり、先の電柱にぶつかって自走不可の状態になったらしい。けっこう早い時間に片がついたので、結局スキー場に行ってしばらく滑ってから帰った。 修理代は50万円を越えた。車両保険をかけていたはずなのに、車体車になっており、全額自腹になった。これは痛かった。これ以来、トランクの閉まりが悪くなり、いつも探るように閉めるしかなくなった。 |
04.12.18 | |