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同種の格闘技戦では、ベースとなる技術が同じなので、純粋に、技術について優劣を競うということになる。同じ約束事の範疇で行われる試合、たとえば剣道対剣道であれば、技術の優劣で判断がつく。
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2004.09.13 |
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悩ましいのが、異種技術間の試合である。土俵から何から同じものはありえないので、様々な制約がつくことになる。あげく、結果が出ても、「これこれの場合なら」とか但し書きが付き、すっきりとしないことおびただしい。実に不快なのだが、それでも異種格闘戦は魅力がある。
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2004.06.22 |
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ライオンとトラはどちらが強いか、ゴジラとガメラはどちらが強いか、カブトムシとクワガタムシはどちらが強いか、ミュウツーとルギアはどちらが強いのか、ホンダとヤマハとスズキとカワサキはどこが早いか、ウルトラマンとスペクトルマンとヤッターマンはどれが強いか、バルタン星人とデオキシスはどちらが強いのか、マジンガーZとエヴァンゲリオンはどちらが強いのか、ナルトとハットリ君とカムイとエッちゃんは誰が強いのか。
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2004.06.22 |
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異種格闘技戦の場合は、それぞれ必要な環境や条件が違うので、最終的な優劣がつけにくいのである。「リングではAが負けたけど、地面の上ならBだろう」とか、「月面ならAだけど、火星ならBだろう」とか、「密林ならAだけど、平原ならBだろう」とか、「肉体攻撃ならAだけど、精神攻撃ならBだろう」とか、いくらでも条件を変えて考えられるのである。
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2004.06.22 |
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勝負のつかないものに優劣をつけたがるのは、これが格好の話のネタになるからだ。条件が双方にとってベストにはなり得ない以上、どう理屈をつけてもいい。つまり、異種技術間の優劣付けは、主に酒場や休憩所での時間つぶしに、もっともその効力を発揮する。自分の言ったことに責任を持たなくて済むし、どんなに白熱しても、双方がお互いの言い分を認めて終わることができる。野球や政治の話より、よほど安全なのである。
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2004.09.13 |
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