微量毒素

はだしで逃げろ! 【Martial Arts】


対戦時間の考察

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1 ウルトラマンの3分間 〜格闘技の基本〜 04.09.27
2 ボクシング、K−1、ムエタイ 04.09.27



1.ウルトラマンの3分間 〜格闘技の基本〜
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1 あるチャットで、ウルトラマンが地球上で実体化していられるのが、3分間しかないことについて、疑問が投げかけられた。これに対して、格闘技の面からの考察を行った。

04.09.27
2 ウルトラマンが地球上で実体化するのは何のためか。もちろん、怪獣のもたらす脅威を排除するためである。通常は、説得しようのない相手なので、戦うことになる。そのために3分間というのは短すぎるのではないかという考えもあるが、そんなことはない。本気で戦う場合、3分を越えて連続して戦うことは難しい。乱戦であればさておき、1対1で戦う時、3分を越えるのはあまりない。

04.09.27
3 この3分というのは、格闘技から見ると、実はかなり穿った設定なのだ。ほとんどの格闘技において、試合時間は3分に設定している。3分間には、実は大きな意味がある。

04.09.27
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2.ボクシング、K−1、ムエタイ
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1 どちらも3分/1ラウンド。ラウンド数に応じて、体力の配分を考え、最初の数ラウンドは牽制と様子見になる。途中、ものすごく押したほうが負けることがけっこうあるのは、いけると思って当初想定以上に攻撃してしまうため。倒すことが出来ればいいが、倒せないと体力の残りがない。いわゆる、攻め疲れという奴である。

04.09.27
2 練習の時に、2時間、3時間連続して、ノンストップで練習していたとしても、試合になると、3分のラウンドを持ちこたえられないことがままある。それは、真剣勝負が、凄まじい集中力をもって、全身の神経を常に緊張させ、フルに働かせていないといけないからである。練習はあくまで練習で、メニューは決まっているし、次に何をするかも決まっているから、神経の緊張はほとんどない。

04.09.27
3 実戦練習のスパーリングにしても、試合のように、相手が自分を壊そうとしてくるわけではないから、試合よりはるかに緊張度・集中度は低い。ケース・スタディにはなるが、試合のときの空気は生み出せない。よく言われることだが、300時間の練習より、3分間の本番がはるかに重要なのである。

04.09.27
4 勘違いがあるといけないので言っておくが、もちろん、300時間の練習は必要なのだ。300時間、3千時間、3万時間の練習をやらなければ、まずリングに立つ資格が得られない。

04.09.27
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