微量毒素
おはなし

Eye in the sky and eye in the earth

常に蠢く雲に覆われた空。褐色の大地。黒に近い緑の潅木や草。淀んだ湖。僅かな澄んだ泉。
生き物はすべて頭を垂れ、畏れて生きている。
畏れるあまりに人々は抑制者を作り、畏れを持たないものを狩り、その意志を挫く。
畏れを持たないものは身体に徴(しるし)を持つ。隠れることは出来ない。

世界の果てに空の瞳と地の眼がある。その呪縛を放つ時、空は開き、新たな世紀が始まる。


題名 おはなし 更新日
徴(しるし) メドウとアノク 04.12.19
追跡者 ザンダ 05.02.11
森の人 シャウカ
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おはなし
微量毒素